Apple Watchには専用の磁気高速充電ケーブル(コネクタ形状はタイプC)が付属しています。
ここで、「どうやってコンセントで充電する?」と考えてしまう人も少なくないでしょう。
コンセントで充電するためには、電源アダプタは別売りとなっており適切なタイプC充電器を購入する必要があります。
タイプC充電器について、どのようなものを用意すればいいのかについてご紹介します。
この記事でわかる事
- Apple WatchをタイプCーコンセントで充電する条件
- 充電の仕方
- 充電器の代わりにモバイルバッテリーで充電する方法
- 充電できない時の確認事項
Apple Watchをどうやってコンセントで充電する?タイプC充電器に必要な条件
コンセントで充電できる充電器は付いていない
Apple Watchには磁気高速充電ケーブルが付属しています。
このケーブルはUSB-C端子を備えており、高速充電が可能です。
ただし、コンセントに直接接続するには別途USB-C対応のAC電源アダプタが必要です。
コンセントで充電できる代用品に必要な要件は
Apple WatchのタイプC充電器をコンセントで使用するには以下のアイテムが必要です。
- USB-C対応の電源アダプタ:20W以上の出力が推奨されます。
- Apple Watch磁気高速充電ケーブル:シリーズ7以降は高速充電対応。
これらを揃えることで、効率的な充電が可能になります。

amazon ストアより
高速充電について知っておくべきこと
Series 7以降は高速充電に対応しています。
目安としては
- Apple Watch Series 10:充電時間がバッテリー残量0% → 80%まで30分
- Apple Watch Series 9/8/7:充電時間がバッテリー残量が0% → 80%まで45分
- Apple Watch Ultra 2/Ultra:充電時間がバッテリー残量が0% → 80%まで1時間
高速充電を実現するためには以下が必要です。
- 高速充電対応磁気ケーブル。
- 20W以上対応のUSB-Cアダプタ。
これらを使用すると、約45分で80%まで充電可能です。
高速充電対応磁気ケーブルは標準で付属してくるはずですが、紛失した場合は、別途購入が必要です。
安価な代替えケーブルを買うと十分な性能が発揮できない可能性もあります。慎重に購入を検討するべきです。
コンセントで充電できるタイプC充電器の選び方
適切なタイプC充電器を選ぶ際には以下のポイントに注意してください:
- 出力性能:20W以上推奨。高速充電対応モデルに最適。
- ポート数:複数ポート搭載モデルなら他のデバイスも同時に充電可能。
- サイズと携帯性:旅行や外出時にも便利なコンパクトモデルがおすすめ。
おすすめ製品として、AnkerやBelkinなど信頼性の高いブランドがあります。
もちろん、要件を満たしていれば、他のブランドでも問題ないです。
日本のブランドだとCIOやエレコムなどが有名です。
保証という意味では、少し高価でもそういった信頼できるブランドの方が安心でしょう。
Apple Watchをどうやってコンセントで充電する?接続方法は?
おすすめのUSB-C対応電源アダプタ(充電器)
信頼性重視
Apple デュアルUSB-Cポート搭載35W電源アダプタ
- 純正品のため互換性が保証され、安定した充電が可能。シンプルなデザインでApple製品との統一感がある。
- 価格: 8,800円(税込)
持ち運び重視
Anker PowerPort III Nano 20W

- コンパクトサイズ(約3cm四方)で持ち運びに最適。Apple Watch Series 7以降の高速充電に最適な性能を備え、iPhoneやiPad Airの併用も可能。
- 価格: 約1,780円 (税込)
コストパフォーマンス
Belkin Cubic Charger 30W USB-C充電器

- このサイズと価格で出力が30Wもあり、PD3.1対応 高速充電対応 PPS対応となっています。コストパフォーマンスが優れた製品です。
- 価格: 約1,782円 (税込)
これらは、iPhoneやiPad Airの充電にも使えます。
今回は、持ち運びを意識してコンパクトな充電器を紹介しましたが、出力が20W以上あれば良いので、MacBookなどの純正タイプC充電器でも使えます。
最近だとダイソーなどの100均でも、20W以上のタイプC充電器が売っています。
コンセントで充電するための実際の接続手順
適切なUSB-C対応の電源アダプタさえ入手できれば、簡単な手順でスムーズに利用できます。
コンセントでApple Watchを充電する手順は以下の通りです
- USB-C対応の電源アダプタをコンセントに挿入します。
- Apple Watch磁気高速充電ケーブルをアダプタのUSB-Cポートに接続します。
- ケーブルの磁気部分をApple Watch裏面に装着し、充電を開始します。
ちなみに、タイプC充電器でなくても、iPhoneやiPad、パソコンなどのタイプCポートでも充電可能です。
ただ、iPhoneやiPadのチャージされた電力をもらう事になるので、前提として十分バッテリーの残量がある事。
また、その場合は充電速度が落ちる可能性もあります。
モバイルバッテリーでの充電器代替方法
外出先やコンセントが使えない状況では、モバイルバッテリーが便利です。
以下の条件を満たすモバイルバッテリーがおすすめです。
- USB-Cポート搭載。
- 出力20W以上対応。
これにより、場所を選ばずApple Watchを充電できます。
CIO SMARTCOBY Ex02 Wireless Charger(Magnet & Watch)

- 容量: 5,000mAh
- 5Wワイヤレス急速充電(Apple Watch は2.5W)
- iPhone、AirPods、AppleWatchのすべてをワイヤレス充電可能! これ1台でいつでも手軽に充電できる
- PD 20W USB-Cポート搭載
- 約140gの軽量設計
- 価格: 約5,980円 税込
Anker MagGo Power Bank 10000mAh, 35W, For Apple Watch

- 容量: 10,000mAh
- Apple Watchにも急速充電
- 1台3役のハイブリッド設計:Apple Watch充電パッド、モバイルバッテリー、USB-C ケーブルが一体となった3-in-1のモバイルバッテリー。
- 30W 入力にも対応した一体型ケーブル搭載
- 約250gの軽量設計
- 価格: 約5,980円 税込
モバイルバッテリーは、場所を選ばず充電できるメリットはありますが、容量が多いほど重量も多くなります。
Apple watchが充電できない(買ったばかりなのに)
買ったばかりなのにApple watchが充電できないと言った事態が起こった場合は、以下のポイントをチェックしてみましょう。
購入時には仕様を確認しましょう。
ケーブルと充電器、本体とケーブルが合わな組み合わせで充電するとこのような事態に起こる可能性があります。
Apple Watchの充電でよくあるトラブルとその解決方法
- 汚れや接触不良
- 充電ポートや磁気充電パッドにほこりや汚れが溜まると、充電がうまくいかないことがあります。柔らかい布やアルコールを使って、Apple Watchの裏面と充電パッドを優しく拭き取ります。
- Apple Watchを充電器に正しく置き直し、磁気がしっかり接続されることを確認します。
- 充電ケーブル接続
- 差し込みが甘いと接続不良で充電できない事があります。しっかりコネクターが充電器に刺さっているか確認しましょう。
- プラスチックカバーやアクセサリーによる妨害
- 新品購入時の保護フィルムやアクセサリーが磁気接続を妨げる場合があります。プラスチックカバーや保護フィルムなどをすべて取り除きます。
- 非純正品の使用
- 非純正品の充電器やケーブルでは、互換性の問題で充電できない場合があります。Apple認定の純正アクセサリを借りてみるなどして、購入した充電器やケーブルに問題があったのか判別しましょう。
Apple Watch用タイプCの充電器はどうやってコンセント充電する?のまとめ
Apple Watchをコンセントから充電するには、付属の磁気高速充電ケーブルに加え、別売りの20W以上対応USB-C電源アダプタが必要です。
高速充電を活用するには、Series 7以降のモデルで対応ケーブルとアダプタを正しく組み合わせることが重要です。
また、外出先では20W以上の出力に対応したモバイルバッテリーを使えば、場所を選ばず充電が可能。AnkerやCIOなどの信頼性の高いブランド製品を選ぶと安心です。
充電できない場合は、ケーブルやアダプタ、Apple Watch本体の互換性を確認しましょう。
初心者でも簡単に扱えるので、必要なアイテムを揃えて快適な充電環境を整えてみてください。