ポータブル電源とは?選び方から活用方法まで徹底解説!

ポータブル電源とは? 選び方から活用方法まで 徹底解説! 蓄電
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この記事では、「ポータブル電源とは?」と関心をお持ちの方に向けて、ポータブル電源のメリットやデメリット、選び方などを紹介します。

この記事でわかる事
  • ポータブル電源とは?その定義と仕組み
  • モバイルバッテリーや発電機との違い
  • ポータブル電源は買うべきか?
  • 用途別おすすめのポータブル電源ブランド

ポータブル電源とは?その定義と仕組み

ポータブル電源の定義

ポータブル電源とは、持ち運び可能なバッテリーを内蔵した電源装置のことです。

アウトドアや非常時の電源確保に役立ち、コンセントのない場所でも「生活に使う家電」などの電子機器を使用できます

ポータブル電源の仕組み

主にバッテリー(蓄電池)に電力を蓄え、それを必要なときに取り出すことで生活で使う電化製品を動作させる装置です。

しかし、

単純にバッテリーがあるだけでは、一般的な家電や電子機器を安全に動かすことはできません。

内部にはいくつもの重要な技術や仕組みが組み込まれており、これによって安定した電力供給が可能になっています。

ポータブル電源の構成要素は、以下のような主要なコンポーネントで成り立っています。

  1. バッテリー(蓄電池)
    • リチウムイオン電池は軽量でエネルギー密度が高く、一般的に採用される。
  2. インバーター(DC-AC変換器)
    • 直流(DC)電力を家庭用電化製品向けの交流(AC)電力に変換する装置。
  3. 充電制御回路
    • ACアダプターやソーラーパネルなどの充電を管理し、過充電・過放電を防ぐ。
  4. 出力ポート
    • ACコンセント(家庭用電源)
    • USBポート(スマートフォンやタブレット向け、PD/QC急速充電対応)
    • DCポート(車載機器などに対応)
    • ワイヤレス充電(Qi対応)
  5. バッテリー管理システム(BMS)
    • 過充電・過放電・過熱・短絡(ショート)などを監視し、安全性を確保。
  6. 冷却システム
    • 長時間使用時や高負荷時の温度上昇を防ぐための冷却ファンや放熱フィンを搭載。
ポータブル電源を構成する要素
ポータブル電源を構成する要素

ポータブル電源は、これらの構成要素が連携して動作し、安全かつ効率的に電力を供給します。

使用目的に合わせて、適切なバッテリーや出力方式を選ぶことが重要です。

充電は家庭用コンセント、ソーラーパネル、車のシガーソケットなどから行えます。

ポータブル電源と「モバイルバッテリー」との違いは?どっちがいい?

ポータブル電源とモバイルバッテリーの違いを比較表にまとめました。

項目ポータブル電源モバイルバッテリー
主な用途アウトドア、災害時、車中泊、DIYなどスマートフォン、タブレット、携帯ゲーム機などの充電
バッテリー容量大容量(数百Wh~数kWh)小容量(数千mAh~数万mAh)
出力ポートACコンセント、USBポート、DCポートなどUSBポートが中心
対応機器家電製品、ノートパソコン、スマートフォンなどスマートフォン、タブレット、携帯ゲーム機など
携帯性比較的大型で重量がある小型軽量で携帯性に優れる
価格高価(数万円~数十万円)安価(数千円~数万円)
メリット長時間、高出力の電力を供給可能、多様な機器に対応、防災対策に役立つ携帯性に優れる、手軽に持ち運び可能、比較的安価
デメリット大型で重量がある、高価バッテリー容量が小さい、ACコンセントがないため家電製品は使用不可

補足

  • ポータブル電源は、より多くの電力を必要とする場合や、多様な電気製品を使用したい場合に適しています。
  • モバイルバッテリーは、スマートフォンなどのモバイル機器の充電を目的とする場合に最適です。

この比較表を参考に、ご自身の用途に合った製品を選んでください。

この事から、モバイルバッテリーで動く家電は限られており、ポータブル電源ではACコンセントからの電力供給が必要な家電も稼働させられます。

ポータブル電源と「発電機」との違いは?どっちがいい?

ポータブル電源と発電機は、どちらも電力を供給する機器ですが、仕組みや用途に大きな違いがあります。それぞれの特徴を比較表にまとめました。

項目ポータブル電源発電機
電力供給の仕組みバッテリーに蓄えた電力を供給燃料を燃焼させて発電
燃料電気(充電)ガソリン、軽油、ガスなど
出力比較的安定燃料の種類やエンジンの状態により変動
騒音非常に静か大きい
排気ガスなしあり
携帯性比較的高く、持ち運び可能大型で重量があり、持ち運びにくい
燃料補給充電が必要燃料の補給が必要
メンテナンス比較的容易定期的なメンテナンスが必要
主な用途アウトドア、災害時の非常用電源、車中泊など工事現場、イベント、停電時のバックアップ電源など
メリット静音、排気ガスなし、持ち運び可能、操作が容易長時間運転可能、高出力
デメリットバッテリー容量に制限あり、充電が必要騒音が大きい、排気ガスが出る、燃料の補給が必要、メンテナンスが必要

補足

  • ポータブル電源は、バッテリーに蓄えた電気を使うため、静かで排気ガスも出ません。アウトドアや災害時など、持ち運びが必要な場面や、静かに電気を使いたい場合に適しています。
  • 発電機は、燃料を燃焼させて発電するため、長時間の運転や高出力が必要な場面に適しています。工事現場やイベント、停電時のバックアップ電源として利用されます。

どちらを選ぶかは、使用する目的や環境によって異なります。

ポータブル電源とは?ポータブル電源は買うべきか?

ポータブル電源のメリット・デメリット

メリット

  • 持ち運びが可能で、どこでも電源を確保できる
  • 停電時や災害時の備えとして有効
  • スマートフォン、ノートPC、家電など幅広い機器に対応

デメリット

  • 容量に限りがあり、大型家電の長時間使用には不向き
  • 本体価格が高め
  • 定期的なメンテナンスが必要

ポータブル電源の活用方法

主な用途は以下のような用途に利用できます。

1. アウトドアでの活用

  • キャンプ:
    • 照明、スマホやカメラの充電、電気毛布の使用
    • ポータブル冷蔵庫や電気調理器の使用
    • 夜間の照明やプロジェクターの使用
  • 車中泊:
    • 車内での家電製品の使用(冷蔵庫、電気毛布、湯沸かし器など)
    • スマホやタブレットの充電
    • 車内照明の電源
  • 釣り:
    • 電動リールの電源
    • 魚群探知機やGPSの使用
    • 夜釣りでの照明

ポータブル電源の容量が500~700Whあれば、ちょっとした調理家電を稼働させられます。また、夏場はポータブル冷蔵庫や扇風機、冬場は電気毛布を使用して快適な車中泊を楽しむことも可能です。

2. 防災グッズとしての活用

  • 停電時の電源確保:
    • スマホやラジオの充電
    • 照明の確保
    • 情報収集のためのテレビやラジオの使用
    • 医療機器のバックアップ電源
  • 災害時の避難生活:
    • 避難所での電源確保
    • スマホやタブレットの充電
    • 情報収集のためのラジオやテレビの使用

ポータブル電源の容量が1000Wh以上あれば、2〜3日間程度の停電にも耐えることができます。
地震や台風で停電が発生する日本であれば、1000Wh以上を有するポータブル電源があると非常に安心です。

3. 日常での活用

  • ベランダや庭での作業:
    • 電動工具の使用
    • 照明の確保
    • 音楽を聴きながらの作業
  • DIY:
    • 電動ドライバーやサンダーの使用
    • 照明の確保
  • イベントやパーティー:
    • スピーカーや照明の電源
    • フードウォーマーやドリンククーラーの使用
  • テレワーク:
    • 停電時のパソコンやWi-Fiルーターの電源
    • ベランダや庭での気分転換ワーク

1000Wh〜2000Whのポータブル電源であれば、手持ちでも持ち運びやすく便利です。

容量重視でたっぷり使える2000kWh以上のポータブル電源も便利ですが、移動するのに重さがネックとなるかもしれません。

4. その他

  • 写真撮影や動画撮影:
    • 撮影機材の電源
    • 照明の電源
  • 天体観測:
    • 天体望遠鏡やカメラの電源
    • 照明の確保
  • 移動販売:
    • 冷蔵庫や調理器具の電源
    • 照明や音響機器の電源

以上の様に様々なシーンで便利に活用できます。

活用方法のポイント

  • 使用する電化製品の消費電力を確認し、ポータブル電源の出力とバッテリー容量が適切か確認しましょう。
  • 安全性を考慮し、PSE認証マークの付いた製品を選びましょう。
  • ソーラーパネルと組み合わせることで、より長時間使用できます。

ポータブル電源は、アイデア次第でさまざまなシーンで活用できます。

ぜひ、ご自身のライフスタイルに合わせて活用してみてください。

ポータブル電源の種類と選び方

バッテリー容量で選ぶ

ポータブル電源のバッテリー容量は、「Wh」という単位で表されます。
Whは、1時間あたりの消費電力のことで、Whが大きいほどバッテリー容量も大きくなります。

様々な目的に1台のポータブル電源で活用するなら、1000Wh〜2000Whのポータブル電源がバランスよく扱いやすいです。

出力ポートの種類と選び方

  • ACコンセント:ノートPCや家電に対応
  • USBポート:スマートフォンやタブレットの充電向け
  • DCポート:車載機器の電源供給に便利

ポータブル電源には主にACポートとDCポート、USBポートの3種類が搭載されています。

特にACポートは家電を接続できる出力ポートで、普段家で使っている炊飯器などを使用することができます。使用する頻度が多いポートと言えるので、複数のコンセントがあるものがおすすめです。

充電方法の種類と選び方

  • AC充電:家庭用コンセントから充電
  • ソーラー充電:太陽光発電で充電(アウトドア向け)
  • シガーソケット充電:車のバッテリーを利用

ソーラーパネルとセットで購入すると、非常に充電のための電力確保に便利です。

安全性の高い製品の選び方

安全認証(PSEマークUL認証など)があるか確認し、過充電・過放電保護機能が搭載されている製品を選びましょう。

固体電池を採用している「Yohino Power」のポータブル電源は、少し高価ですが特に安全性が高いです。

その他機能

  • ワイヤレス充電機能:ケーブル不要で充電可能
  • LEDライト搭載:夜間や停電時に役立つ
  • 防水・耐衝撃設計:アウトドアや災害時に強い

おすすめのポータブル電源紹介

初心者向け

軽量で定評がある「Jackry」のポータブル電源がおすすめです。

アウトドア向け

夏の高温な車内でも安全な「Yoshino」のポータブル電源が安心です。

多機能性があり、使いやすいのは、「Anker」のポータブル電源です。

防災向け

大容量モデルが豊富で頻繁にキャンペーン価格で販売している「EcoFlow」がおすすめです。

ベランダや庭での作業DIY

プロ仕様で電動工具との相性が良い「京セラ」のポータブル電源がおすすめです。日本ブランドという事もあり安心感もあります。

情報セキュリティという面でも、通信機器を接続するとなると海外ブランドは少し気になる方もいるでしょう。

よくあるQ&A

Q
ポータブル電源とは何ですか?
A

ポータブル電源は、内蔵されたバッテリーに電気を蓄え、コンセントがない場所でも電化製品を使用できるようにする装置です。

Q
ポータブル電源はどうやって充電するのですか?
A

ポータブル電源の充電方法は、主に「家庭用コンセント」、「車のシガーソケット」、「ソーラーパネル」の3つがあります。

Q
ポータブル電源は何時間持つ?
A

一般的に、バッテリー容量が大きいほど、より長時間使用できます。例えば、1000Whのポータブル電源で100Wの電化製品を使用する場合、理論上は約10時間使用できます。

Q
ポータブル電源の欠点は何ですか?
A

モバイルバッテリーよりも大きく重いため、携帯性は劣ります。また、比較的高価な製品が多いです。

まとめ

ポータブル電源は、アウトドアや災害時の電源確保に加え、日常生活でもさまざまなシーンで役立つ便利なアイテムです。

バッテリー容量や出力ポート、充電方法、安全性の面など、自分の使用目的に合わせた製品選びが大切です。

特に、大容量のポータブル電源は、停電時やアウトドアでの長時間使用に役立ちます。

ソーラーパネルとの組み合わせにより、さらに活用の幅が広がります。

使用する電化製品に合わせた容量とポート選びをし、信頼性の高い製品を選ぶことで、安心して使用できるでしょう。

自分のライフスタイルや使用シーンにぴったりのポータブル電源を見つけ、より便利で快適な電源環境を手に入れてください。


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