安全にポータブル電源の廃棄するには?回収サービスと処分方法

ポータブル電源を処分 ポータブル電源
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ポータブル電源は便利なアイテムですが、いつかは寿命を迎えます。

適切な方法で廃棄しないと、環境汚染や火災、爆発のリスクが高まります。

環境への影響を最小限に抑えるため、適切な廃棄方法を知っておくことが重要です。

しかし、「廃棄にどれくらい費用がかかるのか?」そんな不安もあると思います。

この記事では、ポータブル電源の回収サービスや安全かつ責任を持って処分する方法をご紹介します。

ポータブル電源を廃棄処分する手段

いくつか代表的な手段を解説します。

メーカーのリサイクルプログラムを確認する

多くの電子機器メーカーは、自社製品のリサイクルプログラムを提供しています。

  • メーカーのウェブサイトで、リサイクルプログラムの有無を確認しましょう。
  • プログラムがある場合は、指定された回収場所や送付先に製品を持ち込むか発送します。

大手のポータブル電源メーカーであれば、回収サービスを提供しています。

大手メーカーであれば、リサイクルという形がとられるので、環境にやさしく運用されます。

消費する私たちも、商品を選ぶ事時点でそういった観点で購入する意識も大切かもしれませんね。

地域の自治体による回収サービスを利用する

自治体によっては、電子機器や大型バッテリーの回収サービスを行っています。

各自治体の指示に従って、廃棄することが基本です。

多くの自治体では、ポータブル電源は燃えないゴミとして扱われることが一般的ですが、特定の日に粗大ゴミとして出すことが求められる場合もあります。

  • お住まいの自治体のウェブサイトや環境課に問い合わせて、回収サービスの有無を確認してください。
  • 多くの場合、指定された回収日や場所があります。

一般的な認識として、メーカーと並んで信頼できる処分先であります。

ただ、リサイクルする機能がないでしょうから、環境にはやさしくないかもしれません。

電気店やリサイクルショップを活用する

一部の電気店やリサイクルショップでは、使用済み電子機器の回収を行っています。

  • 地域の電気店やリサイクルショップに問い合わせてみましょう。
  • 一部の大手家電量販店では、店頭で使用済み製品を受け付けていることがあります。

多くの家電量販店では、ポータブル電源の回収を行っていません。

リサイクルショップでも買取対象外となることが一般的です。

この手段は、「処分してくれる相手」を見つかるのが、一番むずかしいかもしれません。

専門のリサイクル業者に依頼する

バッテリーや電子機器を専門に扱うリサイクル業者もあります。

  • インターネットで「バッテリーリサイクル」や「電子機器リサイクル」などで検索してみましょう。
  • 信頼できる業者を選ぶため、口コミや評判も確認することをおすすめします。

フリマサイトでの売却

まだ使用可能で、状態が良好なポータブル電源であれば、フリマアプリでの売却も可能です。

ただし、故障している場合はジャンク品として扱われることになります。

リサイクルできるので、環境にも良いですね。

注意点:ポータブル電源の廃棄が重要な理由

ポータブル電源には、主にリチウムイオン電池が使用されています。

これらの電池は、有害物質を含んでおり、適切に処理しないと以下の問題を引き起こす可能性があります。

以下のポイントに気をつけましょう。

  • ポータブル電源を一般ゴミとして廃棄しないでください。(環境汚染や火災の原因になる可能性があります。)
  • バッテリーが膨らんでいたり、損傷している場合は、取り扱いに注意が必要です。(念の為、専門家に相談することをおすすめします。)
  • 製品の取扱説明書やメーカーのウェブサイトには、廃棄方法に関する情報が記載されている場合があります。特定の指示がある場合は、それに従ってください。
  • もし、個人情報が含まれている可能性のある機器は、データを完全に消去してから廃棄しましょう。

廃棄にかかる費用は?無料回収はあるの?

自治体によって処分費用は異なりますが、数千円程度を見込んでおくと良いでしょう。

メーカーが無料回収サービスを提供している場合は、無料で引き取ってもらえることがあります。

その場合、メーカーへの発送費用のみで処分が可能です。

ただし、重さやサイズによって送料が数千円かかることを覚悟しておきましょう。

発送は日本郵便のゆうパックや宅急便で対応できます。

主要メーカーの回収サービス

Jackery

回収する際は、処分する機種と本体の番号をJackeryに伝えてから、指定された住所に送付します。

回収条件は、日本国内で販売されたJackery ポータブル電源本体となっています。

Jackeryの回収サービス

EcoFlow

回収条件としては、

EcoFlowポータブル電源であれば、回収してくれます。

下記ような製品も回収対象になります

– 外装パッケージやケーブルなど付属品のない本体のみの製品
-保証期間を過ぎている製品
-故障・破損している製品
-正規取扱店以外でご購入された製品や中古でご購入された弊社製品

EcoFlowの回収サービス

Anker

回収の対象は

対象製品 : Ankerのモバイルバッテリー / ポータブル電源

下記製品も対象となります。
– 外装パッケージやケーブル等付属品のない本体のみの製品
– 保証期間を過ぎている製品
– 故障・破損している製品
正規取扱店以外でご購入された製品や中古でご購入された弊社製品

Ankerの回収サービス

YOSHINO Power Japan

回収サービスは、あります。

お電話またはメールにてお問い合わせした上で、指定の回収窓口へお送りいただけます。

回収された一部は、環境に配慮したリサイクルとして活用されます。

Yoshinoの問い合わせ先

BLUETTI

回収条件は、

正規代理店である事と地域の自治体が回収不能場合となっています。

BLUETTIの回収サービス

JVC

残念ながら、回収サービスは行われていないようです。

廃棄方法のページ

アイリスオーヤマ

回収サービスの情報は見つかりませんでした。

回収業者の紹介

有料になりますが、多くの不用品回収サービス業者が存在します。

自分のエリアに対応している業者を探すなら

回収サービス業者一括見積りサービスとして

不用品回収業者を探すなら!【エコノバ】

があります。

ポータブル電源と合わせて、他の粗大ごみと一緒に処分するなら、不用品の中に家電がある場合は処分する際に注意が必要です。

家電リサイクル法
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど家電4品目は、家電リサイクル法に則って処分しなければない。

出典:経済産業省ー家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)より

引っ越しなどのきっかけで、様々な廃棄物を分別するのたいへんです。

回収業者を利用すると難しい判断や手間は代行してくれますので、たいへん役立ちます。

まとめ

ポータブル電源の適切な廃棄は、環境保護と資源の有効活用につながります。

メーカーのプログラムや地域のサービスを利用することで、責任ある形で処分することができます。

適切な手続きを取ることで、気持ちの面でも、余分な不安を抱えずにスッキリ処分できます。

常に最新の地域のガイドラインに従い、不明な点があれば自治体や専門家に相談することをおすすめします。

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