今回はキャンプやアウトドアにおけるポータブル電源の必要性と使い道について解説します。
キャンプでよく利用されているポータブル電源ですが、実はある特定の方にとって必要性の高いアイテムであることをご存じでしょうか。
ポータブル電源がどのようなキャンパーに役立つのかを理解せずに購入すると、活用できずに後悔してしまう可能性があります。
ポータブル電源の購入を迷っている方がこの記事を見れば、購入後に後悔することがなくなるはずです。
おすすめのポータブル電源と合わせて参考になれば幸いです。
キャンプにポータブル電源は必ずしも必要ではない
結論から述べますが、ポータブル電源はキャンプに行く回数や人数、キャンプスタイルによって必要性が異なります。
キャンプは電気がない場所でも楽しめるレジャーなので、ポータブル電源がなくても充分楽しめます。
しかし、
キャンプで電力が確保できて、様々な家電を使用できると言う事は、有意義で大切な時間を快適に過ごせます。
後で失敗しないように、ポータブル電源の必要性が高い人とは、どのような人なのかを理解して導入しましょう。
キャンプで使うポータブル電源の必要な場合
以下のような場面で家電を使いたい時に役立ちます。
防寒対策
防寒対策として、電気毛布や小型の暖房機器を用意しておくと、ファミリーキャンプで子供や高齢者が体調を崩した時も、いち早く体温の低下を防ぎ安全にキャンプを過ごせます。
季節の変わり目で想定以上冷え込む時期などはしっかり備えておく事が大切です。
いつものECサイトでチェックする
スポットクーラー、扇風機による冷却
夏の時期に酷暑での野外活動は、熱中症になりやすくなります。
小さな子供たちが急に体調を崩しても、すぐに涼しい環境を準備できます。
一時的な冷却なら、車にエンジンをかけて、社内で休ませられますが、長時間となると無駄に燃費を消耗します。
スポットクーラーを夜間中も電力供給できれば、寝不足による疲労も避けられます。
いつものECサイトでチェックする
ポータブル冷蔵庫
楽しいキャンプの場で、どうせなら、キンキンに冷えたビールをおいしい食事とともに食べたい。
子供達には、現地で溶けていないアイスを食べさせたい。
など、家ではあたり前のようにできている事をキャンプも実現できます。
いつものECサイトでチェックする
調理家電
調理家電は「キャンプ初心者」や人数の多い「ファミリーキャンプ」に役立します。
急な雨で火を起こない状況など、テント内でも電気鍋を携帯してけば、テント内でも車の中でも応急で食事が作れます。
ソロキャンプ初心者で不慣れな人には、食事の準備に心強いと思います。
キャンプで使うポータブル電源のデメリット
一方で、ポータブル電源のデメリットも存在します.
車載スペースを取る
車に積み込む荷物が増える分、車載スペースを取ってしまいます。
電源を必要とする家電のサイズが大きければ、さらに荷物が増えます。
ファミリーでの移動となると、すべてを積み込む訳にはいかなくなります。
充電が必要
移動前に充電しておく必要があります。
太陽光パネルを使って現地で充電も考えられますが、天候や時間帯によって満充電にならない場合もありますので、あらかじめ満充電にしておくべきです。
その分、一手間掛かる事になります。
高額なものが多い
ポータブル電源は電力容量や出力が大きいほどサイズが大きくなり、重量が増して運びにくくなります。
また、高価なため予算を抑えると「用途に合ったもの(使える機器)」が限られる場合があります。
キャンプでポータブル電源が必要な人は?
ポータブル電源の必要性が高い方は以下のような特徴があります:
- 通年でファミリーキャンプを行う
- キャンプ経験が少ない
- 車中泊を行う
通年でファミリーキャンプを行う
「日常生活で満たされている快適な生活」と「キャンプ時の不便な部分」のギャップを埋めるには、電気エネルギーに頼る部分も必要となります。
1年を通してファミリーキャンプを行うような方には、電源サイトにこだわらずにキャンプができる方が満足度の高いキャンプができます。
頻度が多いほど、充実した時間を多く過ごせます。
特に寒暖の強い時期は、子供の快適な環境を確保するのに電気が必要です。
キャンプ経験が少ない
キャンプ初心者は、装備が足りているか、うまく機能するか不安に感じることが多いです。
ポータブル電源があれば、家にある電気毛布や調理器具などの家電製品が使用でき、環境の変化に敏感な方でも安心してキャンプを楽しめます。
車中泊を行う
ポータブル電源は、車中泊において快適さをアップさせるため、多くの方が利用しています。
エンジンを切った車内で過ごす車中泊において、食事を取る際や暖房や冷房器具を利用する際に電気を利用します。
ファミリーキャンプで必要なポータブル電源の選び方
一般的な日常で供給されている電力が1000〜1500W程度なので、同等かそれ以上の出力が可能であることがポータブル電源を選ぶ目安になります。(家族で同時にたくさんの家電を稼働させる場合)
1500Wの電力があれば、家電製品の多くが利用できるため、さまざまな家電製品を使用したい場合は定格出力1500W以上の製品を利用しましょう。
電力量(貯め込める電気の量)は、泊数にもよりますが、1000Wh以上のバッテリー容量があればひとまず問題ありません。
ファミリーキャンプにおすすめのポータブル電源
以下の記事にまとめた容量のポータブル電源は、ファミリーキャンプにおすすめです
車中泊・ソロキャンプの場合に必要なポータブル電源の選び方
単身で行うソロキャンプの場合、電力をファミリーキャンプほど使用しないため、1000W前後の携帯性を重視したモデルがおすすめです。
軽自動車の車内幅の平均が120〜130cmほどであり、車中泊で就寝するために必要な幅は最低でも50cm以上必要です。
就寝に必要なスペースを考慮して、ポータブル電源の横幅が40cm以下であると、車内に設置しやすくなります。
ソロキャンプや車中泊におすすめのポータブル電源
以下の記事にまとめた容量のポータブル電源が、ソロキャンプや車中泊におすすめです。
ただし、
「大は小を兼ねる」という意味では、ソロキャンプだけでなく、グループでのキャンプに備えて、一回り容量の大きなポータブル電源を買っておくもの一つです。
まとめ
キャンプにおけるポータブル電源の導入は、自分のキャンプスタイルとマッチした選び方が重要です。
ポータブル電源の導入で失敗しないように、自身が「通年でファミリーキャンプをよく行う」「キャンプ経験が少ない」「車中泊を行う」といったことに当てはまるか確認しましょう。
ポータブル電源は試してから購入するもの一つの解決方法です。
hinataレンタルなら他のキャンプに必要な道具もまとめてレンタルできます。