加湿器の種類は、大きく分けてスチーム式(加熱式)・気化式・超音波式・ハイブリッド式の4つです。ヒーターを使うスチーム式は清潔で加湿が速い代わりに電気代が高く、ヒーターを使わない気化式・超音波式は電気代が安い代わりに、加湿の遅さやお手入れの手間があるというのが方式ごとの大きな違いです。ハイブリッド式はその中間で、「温風気化式」と「加熱超音波式」の2種類があります。
この記事では、日本電機工業会(JEMA)・NITE(製品評価技術基盤機構)・厚生労働省の資料と、象印・ダイニチ・パナソニック・シャープ・アイリスオーヤマ・山善の公式情報をもとに、加湿器の方式ごとの仕組み、メリット・デメリット、電気代の傾向、お手入れの手間、向く人・部屋をまとめました。最後に方式の比較表と、迷ったときの選び方も紹介します。メーカーで説明が違うところは両方を紹介し、当サイトとしてより安全な考え方をおすすめします。
加湿器の種類は4つ|加湿器とは何か、方式の違いの基本
加湿器とは?使うメリットと湿度の目安
加湿器とは、水分を部屋に放出して湿度を上げる家電です。冬の乾燥した部屋を、のどや肌にやさしい湿度に保つのがおもな役割です。
暖房を使う冬の室内は乾燥しやすく、乾燥はのどや体調に影響するからです。日本電機工業会(JEMA)は、加湿器を「機器から放出する水分により、お部屋の湿度を高くするための機器」で、主に空気の乾燥する冬などに使うものと説明しています。厚生労働省の急性呼吸器感染症対策のQ&Aも、空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能が低下するとし、乾燥しやすい室内では加湿器などで適切な湿度(50〜60%)を保つことも効果的としています。
加湿にはもうひとつ、暖房の設定温度を上げなくても暖かく感じやすくなるというメリットもあります(詳しくは暖房の設定温度は何度がいい?)。ただし、湿度を上げすぎると窓や壁の結露・カビの原因になります。湿度計で確かめながら、おおむね40〜60%の範囲で使いましょう(加湿器の置き場所で詳しく解説しています)。
加湿器の方式は「水をどうやって空気に出すか」で分かれる

加湿器の方式の違いは、「水を沸かして蒸気にする」「風で蒸発させる」「振動で霧にする」のどれを使うかです。
水を空気中に出す方法が違うと、ヒーターの有無(電気代)、吹出口や中の水が熱くなるか(やけど)、水の中の雑菌やミネラルが出やすいか(衛生面)が変わるからです。NITEの資料は、加湿器を大きく次の3つの方式に分け、これらにヒーターを組み合わせたハイブリッド式もあるとしています。
| 方式 | 仕組み(公的資料の説明) | ヒーター |
|---|---|---|
| スチーム式(加熱式) | 水をヒーターで加熱し、蒸気にして室内に放出する | 使う |
| 気化式 | 濡れたフィルターに風を当て、水分を蒸発させて室内に放出する | 使わない |
| 超音波式 | 水を超音波振動で微細な霧にして室内に放出する | 使わない |
| ハイブリッド式 | 超音波式や気化式にヒーターを組み合わせたもの(水をヒーターで加熱した上で超音波振動で放出、など) | 使う(運転によって使わない時間もある) |
「加熱式加湿器」は、スチーム式とほぼ同じ意味で使われる呼び名です。NITEやパナソニック、アイリスオーヤマも「スチーム式(加熱式)」と並べて表記しています。なお、JEMAは気化式を「ファン付き」(濡れたフィルターに風を当てる)と「ファン無し」(濡れたフィルターに温風を当てる)に分けて説明しています。
ハイブリッド式は2種類ある|温風気化式と加熱超音波式の違い
「ハイブリッド式」という名前の加湿器には、気化式にヒーターを足した「温風気化式」タイプと、超音波式にヒーターを足した「加熱超音波式」タイプの2種類があります。
ハイブリッド式は「2つの方式の組み合わせ」を指す呼び名で、何と何を組み合わせるかはメーカーや製品によって違うからです。各社の説明は次のとおりです。
| タイプ | 仕組み | 主なメーカーの例 |
|---|---|---|
| 温風気化式(加熱気化式) | 水を含ませたフィルターに、風または温風を当てて水分を気化させる。湿度が低いときはヒーターで温めた風を使い、湿度に応じて室温の風(気化式)に切り替える | ダイニチ(全機種がこの方式)、シャープ(「加熱気化式」と表記)、パナソニック(「ハイブリッド式(加熱気化式)」) |
| 加熱超音波式 | ヒーターで加熱した水を超音波の振動で霧状にし、放出する | アイリスオーヤマ(「超音波ハイブリッド式」 AHM-HUT55A など)、山善(MZH-L501 など) |
なお、日本電機工業会はハイブリッド式を「蒸気に風を当て温度を下げて放出」する方式と説明していて、上の2タイプとはまた別の組み合わせ(スチーム式+送風)を指しています。このように、同じ「ハイブリッド式」でも中身はさまざまです。2つのタイプはお湯の有無や衛生面、お手入れの場所が違うので、購入前に仕様表や取扱説明書で「加湿方式」の欄を確認しましょう。
加湿器の種類別のメリット・デメリット|スチーム式・気化式・超音波式・ハイブリッド式
スチーム式(加熱式)とは|清潔で加湿が速いが、電気代とやけどに注意
スチーム式(加熱式)加湿器は、電気ポットのようにヒーターで水を沸かし、その蒸気で加湿する方式です。清潔さと加湿の速さはいちばんですが、電気代は4つの方式のなかでいちばん高くなります。
水を沸とうさせるので雑菌が増えにくい一方、その熱をすべて電気でまかない、蒸気や中のお湯も熱くなるからです。厚生労働省のレジオネラ症Q&Aも、レジオネラ属菌は60℃では5分間で殺菌されるので、水を加熱して蒸気を発生させるタイプの加湿器は感染源となる可能性は低いとしています。象印のスチーム式は、沸とうさせた蒸気を約65℃まで冷ましてから出す仕組みです(象印 加湿器ラインアップ)。
スチーム式を選ぶなら、電気代と安全対策をセットで考えましょう。電気代の詳しい計算は加湿器の電気代で、スチーム式の安全な置き場所は加湿器の置き場所で解説しています。
気化式とは|電気代が安く熱くならないが、加湿はゆっくり
気化式加湿器は、水を含んだフィルターにファンで風を当て、水分を蒸発(気化)させて加湿する方式です。濡れた洗濯物に風を当てて乾かすのと同じ仕組みで、電気代がいちばん安く、吹出口も熱くならないのが特長です。
ヒーターを使わず、ファンを回す電力だけで動くからです。パナソニックは、気化式はヒーターを使用していないため消費電力を抑えられるとしています。パナソニックは、気化式は室温や湿度に応じて自然に加湿量が調整されるとし、シャープも、気化式は水が熱くならず、加湿のし過ぎを防ぐ「自己調湿機能」があるとしています。
気化式は、電気代と安全面のバランスがよい方式です。加湿の遅さが気になる場合は、湿度が低いときだけヒーターを使う温風気化式のハイブリッド式も候補になります。
超音波式とは|安くて小さいが、タンクの水の衛生管理が大切
超音波式加湿器は、水に超音波の振動を与えて細かい霧(ミスト)にし、そのまま空気中に出す方式です。本体も電気代も安く手軽な反面、水を加熱しないので、タンクの水をこまめに替えて清潔に保つことが欠かせません。
水を沸かさずに霧にするため、タンクの水に含まれるものがミストと一緒に部屋へ出ていくからです。ダイニチは、超音波式は水を加熱しないので、タンク内の雑菌がそのまま外に放出されてしまうとし、こまめな手入れが必要としています。パナソニックも、デメリットとして雑菌放出のリスクを挙げています。厚生労働省は、レジオネラ症の予防として、超音波振動などの加湿器を使うときは毎日水を入れ替えて容器を洗浄するよう呼びかけています。
アイリスオーヤマの超音波式加湿器の取扱説明書(UHM-280S)にも、水タンクの水は毎日新しいものに取り替え、古い水を使うと異臭を発したり健康を害したりする原因になると書かれています。超音波式を選ぶなら、「毎日水を替える」ことを前提にしましょう。床が濡れる・白い粉がつくときの対策は加湿器の置き場所、振動子の掃除の仕方は加湿器の掃除の仕方で解説しています。
プールレス加湿器とは|水をためる「プール」をなくした超音波式
プールレス加湿器とは、超音波式のうち、霧を作るために水をためておく「プール」をなくし、タンクとプールを一体にした構造の加湿器です。
一般的な超音波式は、水をためるタンクと、ミストを発生させるプールの2つが必要で、そのぶん水が触れる部品も増えるからです。リズムの「MIST 250」(9YYA64)は、タンクとプールを一体にした構造で、洗うのは4つのパーツだけ、タンク内に風を送って湿気を乾燥させることもできると説明しています(リズム MIST 250)。
ただし、プールレスでも水を加熱しない超音波式であることに変わりはありません。部品が少なく洗いやすい構造ですが、タンクの水を毎日入れ替えることは、ほかの超音波式と同じように続けてください。
ハイブリッド式(温風気化式)とは|速さと省エネを両立、本体価格は高め
温風気化式のハイブリッド式は、湿度が低いうちはヒーターで温めた風をフィルターに当ててすばやく加湿し、湿度が上がると室温の風(気化式)に切り替える方式です。加湿の速さと電気代の安さを両立しやすく、吹出口も熱くならないのが特長です。
ヒーターを使うのは湿度が低いときなどに限られ、ヒーターも水を沸とうさせるのではなく、フィルターに送る風を温めるのに使うからです。ダイニチは、温風気化式運転時の消費電力はスチーム式の3分の1程度で済み、湿度が安定すると消費電力の少ない気化式に切り替わるとしています。シャープも、ハイブリッド式(加熱気化式)は急速に加湿でき、水が熱くならないとしています。
温風気化式のハイブリッド式は、運転モードによって電気代が10倍以上変わります。電気代を抑えたいときは、eco運転などの省エネモードを使いましょう。
ハイブリッド式(加熱超音波式)とは|静かで室温を下げにくいが、中の水の熱さを確認

加熱超音波式のハイブリッド式は、ヒーターで温めた水を超音波の振動で霧にして出す方式です。超音波式の静かさに、加熱による衛生面や室温への配慮を加えたタイプですが、本体の中に温かい水がたまる点はスチーム式に近いと考えて扱いましょう。
ミストは熱くなくても、製品の中ではヒーターで水を加熱しているからです。メーカーと公的機関の説明は次のとおりです。
電気代は、ヒーターを使うぶん超音波式より高くなります。たとえばアイリスオーヤマ AHM-HUT55Aは定格消費電力260Wで、1時間あたり約8.1円です。お手入れは超音波式と同じく、タンクと振動子のまわりが中心です。
衛生面については、厚生労働省が「感染源となる可能性は低い」としているのは、水を加熱して蒸気を発生させるタイプです。今回確認した加熱超音波式の製品ページには、水を何℃まで温めるかは書かれていませんでした。そこで当サイトでは、より安全な使い方として、加熱超音波式も超音波式と同じように毎日タンクの水を替え、中の水は熱いものとして子どもの手が届かない場所に置くことをおすすめします。手持ちの製品で扱いを確かめたいときは、取扱説明書の「安全上のご注意」で、やけど・転倒についての記載を確認してください。
加湿器の方式比較と、迷ったときの選び方
加湿器の方式比較表|電気代・速さ・安全性・お手入れ
加湿器の方式を比べると、ヒーターを使う方式ほど「速い・清潔・電気代が高い」、使わない方式ほど「遅い・お手入れが大切・電気代が安い」という関係になります。
電気代も、加湿の速さも、水の衛生面も、ヒーターで水や風を温めるかどうかでおおむね決まるからです。ここまでの内容を表にまとめました。
| 方式 | 電気代(1時間の目安) | 加湿の速さ | 吹出口・中の水 | 衛生面 | お手入れの中心 | 向く部屋 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| スチーム式(加熱式) | 約4〜14円 | 速い | 蒸気・中のお湯が熱い | 水を沸とうさせるので清潔 | 内側の水アカ(クエン酸洗浄) | 身の回り |
| 気化式 | 1円未満 | 遅い | 熱くならない | フィルター・トレーのお手入れしだい | 加湿フィルター・トレー | 広い空間 |
| 超音波式 | 1円未満 | 速い | 熱くならない | タンク内の雑菌が出やすい。毎日の水替えが必須 | タンク・振動子 | 身の回り |
| ハイブリッド式(温風気化式) | ヒーター使用時 約5円前後/気化式運転時 1円未満 | 速い | 熱くならない | フィルター・トレーのお手入れしだい | 加湿フィルター・トレー | 広い空間 |
| ハイブリッド式(加熱超音波式) | 約8円前後(AHM-HUT55A) | 速い | ミストは熱くないが、中の水を加熱する | 加熱するぶん超音波式より配慮されている(メーカー説明) | タンク・振動子 | 身の回り |
本体価格は、ダイニチの比較では超音波式が安く、気化式が中程度、スチーム式とハイブリッド式が高めとされています。ただし価格は大きさや機能でも変わるため、方式だけでなく、部屋の広さに合った加湿能力(適用床面積)もあわせて確認しましょう。適用床面積は、室温20℃・湿度30%のときに1時間あたりに放出できる水分量をもとに決められています(JEMA)。
迷ったらこれ|当サイトがすすめる方式の選び方

どの方式にするか迷ったら、当サイトでは水が熱くならず、加湿しすぎにもなりにくい「気化式」か「温風気化式のハイブリッド式」をおすすめします。
やけどの心配が少なく、電気代も抑えやすく、自己調湿の働きで結露やカビの原因になる加湿のしすぎも起きにくいからです。超音波式のように毎日の水替えを欠かせない方式と比べて、衛生面でも失敗が少なくなります(フィルターとトレーの定期的なお手入れは必要です)。目的別には、次のように選ぶとよいでしょう。
方式が決まったら、部屋の広さに合った加湿能力の機種を選びましょう。ダイニチやパナソニックは、部屋の広さよりやや大きめの加湿能力を選ぶと効率よく加湿できるとしています(パナソニック「加湿機の選び方」)。
小さな子ども・ペットがいる家でのスチーム式の注意
小さな子どもやペットがいる家では、当サイトでは水を加熱しない気化式か、温風気化式のハイブリッド式をおすすめします。スチーム式や加熱超音波式を使うなら、手の届かない場所に置くか、柵で囲んでください。
水を加熱する加湿器は、蒸気や中のお湯でやけどをするおそれがあるからです。NITEの測定では、スチーム式加湿器の蒸気吹出口で約90℃を超える蒸気を測ったものがあり、転倒させる試験では約80℃のお湯がこぼれ出ました。乳幼児は皮膚が薄く、短時間で皮膚の深くまでやけどが及びやすいとして、NITEは注意を呼びかけています。
ダイニチは、温風気化式のハイブリッド式は風がまったく熱くないので、小さい子どもがいる家庭でも使いやすいとしています。一方、水が熱くならない加熱気化式でも、シャープ HV-P55/P75 の取扱説明書は「幼児の手の届く範囲では使わない」(感電・けがの原因)としています。方式にかかわらず、子どもやペットが触ったり倒したりしない場所に置くのが基本です。具体的な置き場所や、ペットが電源コードをかじる事故への対策は加湿器の置き場所で解説しています。
加湿器の種類と違いについてよくある質問
電気代がいちばん安い加湿器の方式はどれ?
ヒーターを使わない気化式です。パナソニック FE-KX05Dは強運転でも8Wで、1時間約0.25円、1日8時間×30日で約60円です。超音波式(アイリスオーヤマ UHM-280B、強22Wで1時間約0.68円)も安い部類です。方式別・製品別の詳しい電気代は加湿器の電気代で比較しています。
超音波式の加湿器は体に悪い?
正しくお手入れすれば問題なく使えますが、水の管理を怠るのは避けてください。超音波式は水を加熱しないため、タンク内の雑菌がそのまま外に放出されるとダイニチは説明しています。厚生労働省は、レジオネラ症の予防として、超音波振動などの加湿器を使うときは毎日水を入れ替えて容器を洗浄するよう呼びかけています。タンクの水は毎日新しい水道水に替え、取扱説明書どおりに掃除しましょう。体調に不安があるときは医療機関に相談してください。
スチーム式とハイブリッド式はどっちがいい?
清潔さを最優先するならスチーム式、電気代と安全性のバランスを重視するなら温風気化式のハイブリッド式が向いています。ダイニチは、温風気化式の運転時の消費電力はスチーム式の3分の1程度で、吹出口の風も熱くないとしています。一方、スチーム式は水を沸とうさせるので衛生的で、厚生労働省も水を加熱して蒸気を出すタイプは感染源となる可能性は低いとしています。子どもがいる家庭では、当サイトはハイブリッド式(温風気化式)をおすすめします。
気化式の加湿器を使うと部屋が寒くなる?
寒く感じることはあります。シャープの取扱説明書(加熱気化式 HV-P55/P75)は、加湿フィルターの水が気化するときに空気の熱をうばうため室温より低い風が出るとし、室温20℃のとき、ヒーターを切った運転では吹き出す風が約13℃(ヒーターを入れた強運転では約17℃)としています。ダイニチも、気化式は「部屋も冷えやすい」としています。室温の低下が気になる場合は、温めた風で加湿する温風気化式のハイブリッド式や、あたたかい蒸気を出すスチーム式、加熱してから霧にする加熱超音波式(山善は「室温を下げにくい」と説明)が候補です。エアコン暖房と併用するなら、暖房の風向きや加湿器の置き場所も工夫しましょう(エアコン暖房の風向き)。
手持ちの加湿器の方式はどこで確認できる?
取扱説明書の表紙(「スチーム式加湿器」「気化式加湿機」など)や、仕様表の「加湿方式」の欄、本体の表示で確認できます。NITEも、熱いお湯や蒸気を使う製品かどうかを取扱説明書や本体表示で確認するよう呼びかけています。取扱説明書が手元にないときは、型番をメーカーのサイトで検索すると、多くの機種でPDFを確認できます。方式がわかったら、加湿器の掃除の仕方で方式に合ったお手入れ方法を確認してください。
加湿フィルターの交換目安は?
機種ごとに取扱説明書で確認してください。日本電機工業会は、加湿フィルターの交換目安を「1日8時間、1シーズン6か月間使用し、定格加湿能力に対して加湿能力が50%まで低下するまでの期間」と定めています。同じフィルターでも、お手入れの頻度や水道水の硬さで寿命は変わります。お手入れしても臭いが取れない、加湿量が戻らないといったときも交換を検討しましょう。
まとめ:加湿器の種類と違いは「ヒーターの有無」で考える
加湿器の種類は、スチーム式(加熱式)・気化式・超音波式・ハイブリッド式の4つです。ヒーターで水を沸かすスチーム式は清潔で加湿が速い反面、電気代が1時間約4〜14円と高く、蒸気や中のお湯によるやけどに注意が必要です。ヒーターを使わない気化式・超音波式は1時間1円未満ですが、気化式は加湿がゆっくりで、超音波式は毎日の水替えなど水の衛生管理が欠かせません。
ハイブリッド式には、ヒーターで温めた風をフィルターに当てる「温風気化式」と、温めた水を超音波で霧にする「加熱超音波式」の2種類があります。温風気化式は速さと省エネを両立しやすく、吹出口も熱くなりません。加熱超音波式は静かで室温を下げにくい一方、中の水を加熱するので、当サイトでは子どもの手が届かない場所に置くことをおすすめします。
迷ったら、水が熱くならず加湿しすぎにもなりにくい気化式か温風気化式のハイブリッド式が選びやすい方式です。小さな子どもやペットがいる家では、スチーム式は柵で囲むなどの対策ができる場合に選びましょう。どの方式でも、タンクの水を毎日替え、取扱説明書どおりにお手入れすることが、加湿器を清潔に安全に使ういちばんのポイントです。

