24時間PC稼働を支える!停電対策のためのUPS機能をもったポータブル電源

落雷による停電への対策 ポータブル電源
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24時間PCを稼働させる必要がある方にとって、突然の停電は致命的な問題となり得ます。

システムダウンやデータの損失を防ぎ、業務の連続性を確保するためには、信頼性の高いポータブル電源や無停電電源装置(UPS)の導入が不可欠です。

本記事では、個人レベルでも手軽に導入できるポータブル電源を使った停電対策と、その選び方について詳しく解説します。

安全で効率的な作業環境を維持するために、ぜひご参考にしてください。

UPS(無停電電源装置)の性能に着目した選び方

目的としてPCに安定して電力を供給できるようUPSとしての判断基準をまとめました。

全般的なポータブル電源の選び方は以下の記事を参考にしてください。

消費電力:

使用するパソコンや周辺機器の総消費電力を計算し、それに適した容量のUPSを選びます。

カタログや仕様書での消費電力の記載は、

[VA]と[W]どちらか一方で記載されてます。

違いは力率を計算に入れているかの違いです。

[W]=[VA]×力率

例えば

  • デスクトップPC本体が170W
  • モニターが60W

であれば230W 以上の電力を確保しれば良いです。

バッテリー稼働時間:

停電時にどのくらいの時間パソコンを稼働させたいかを考慮します。

短時間の停電対策であれば5〜10分のバッテリー稼働時間で十分ですが、停電時にすぐに駆け付けできない環境であれば、長時間供給できる容量が必要です。

例えば、

5時間あれば、現地に駆け付け何らかの対処ができるなどの要件であれば

1150Wh = 230W*5h(時間)

実際にフルで電力を商品しないでしょうからもう少し余裕があると考えられます。

パススルー機能

ポータブル電源には、充電したまま家電が使える「パススルー機能」にも対応している事で常時ポータブル電源を常に満充電の状態から停電に備える事ができます。

UPS機能

停電が発生した場合でも20 ミリ秒 (0.02 秒) 未満で、電源供給をポータブル電源に自動で切り替える機能があれば、PCを安定して稼働させる事ができます。

これらのポイントを考慮して、自分の利用環境に最適なポータブル電源やUPSを選んでください。

UPSとパススルー機能があるポータブル電源

Jackery ポータブル電源 1000 New

  • 特徴:
    • 容量:1070Wh
    • 出力:100V~ 50/60Hz,1500W (瞬間最大3000W)
    • ACポート数: 3ポート
    • UPS機能
    • パススルー充電

Jackeryブランドの特徴については以下の記事で紹介しています。

Anker Solix C1000 Portable Power Station

  • 特徴:
    • 容量:1056Wh
    • 出力:1500W (50/60Hz) / 2000W
    • ACポート数:6コンセント
    • パススルー充電

Ankerブランドについては以下の記事でも解説しています。

注意点

  1. 充電中の動作確認:
    • ポータブル電源が充電中にAC出力が問題なく動作することを確認します。製品によっては充電中は出力が制限される場合があります。
  2. 過負荷の防止:
    • ポータブル電源の容量を超える負荷をかけないように注意します。大容量のデスクトップPCや複数の周辺機器を同時に接続する場合は、容量に余裕を持たせましょう。
  3. 定期的なテスト:
    • 停電シミュレーションを定期的に行い、ポータブル電源が期待通りに動作するか確認します。これにより、実際の停電時にも安心して対処できます。

いきなり購入するより、レンタルで一度使ってみたいと行く場合は以下の記事でレンタルサービスを紹介しています。

まとめ

ポータブル電源をUPS代わりに使うことで、コストを抑えつつ停電対策ができます。

ただし、純正のUPSと比較して、多少の手動操作や管理が必要になる点を理解しておくことが重要です。

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