ソロキャンプを楽しむ皆さん、キャンプ中でもスマホで情報収集をしたり、ゲームを楽しみたいと思ったことはありませんか?
自然の中で過ごす時間は格別ですが、デジタルデバイスも手放せないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、ソロキャンプでのポータブル電源の必要性や、そのメリット・デメリット、さらにはおすすめのポータブル電源の選び方まで詳しくご紹介します。
あなたのキャンプライフがさらに充実すること間違いなしです!
ポータブル電源は必須ではないが、あるとキャンプの幅が広がる
まず最初に、ポーターブル電源はソロキャンプにおいて必ずしも必要なものではありません。
自然の中でデジタルデバイスから離れ、焚き火を眺めたり星空を見上げたりする時間もまた貴重です。
しかし、現代社会ではスマホやタブレット、携帯ゲーム機など、デジタルデバイスが生活の一部となっています。
キャンプ中でも情報をチェックしたり、ゲームを楽しんだりしたいというニーズがあるのは自然なことです。
ポータブル電源のメリット
ソロキャンプでポータブル電源を使うメリットはいくつかあります。
主な例を挙げてみましょう。
デバイスの充電が自由自在
スマホやタブレット、携帯ゲーム機、デジタルカメラなど、バッテリーを気にせずに使えるのは大きなメリットです。
情報収集やナビゲーション、写真撮影、SNSへの投稿など、デジタルデバイスをフル活用できます。
特に長期間のキャンプや、電波の届かない場所での緊急時には、デバイスの電源確保が重要になります。
快適なキャンプ環境を実現
ミニ扇風機や電気毛布、LEDランタン、ポータブル冷蔵庫などの小型家電を使用できるため、快適なキャンプ環境を作り出せます。
夏の暑い日には扇風機で涼を取り、冬の寒い夜には電気毛布で暖を取ることができます。
また、調理器具を使用すれば、より多彩な料理に挑戦することも可能です。
エンターテインメントの幅が広がる
ポータブルスピーカーで音楽を楽しんだり、プロジェクターを使って映画を観たりと、キャンプの楽しみ方が一段と広がります。
自然の中でお気に入りの音楽や映像を楽しむのは格別です。
友人と一緒にキャンプをする場合も、エンタメ要素が加わることで一層盛り上がります。
自然の中でリモートワーク
キャンプを楽しみながら、気分の良い状態でPCを使ったリモートワークができます。
気分を変える事で良いアイデアが出やすく仕事の効率が上がる事も考えられます。
しかも、ソロキャンプなので、誰にも邪魔されず集中できます。
緊急時の安心感
予期せぬ天候の変化やトラブルが起きた場合でも、電源が確保されていれば安心です。
スマホのバッテリーが切れて連絡が取れないといった事態を防ぐことができます。
また、ヘッドライトや懐中電灯の電池が切れた際にも、ポータブル電源があれば充電して再利用できます。
ポータブル電源のデメリット
現地で楽しむ為には、以下のようなデメリットがある事を受け入れるか覚悟が必要です。
重量とサイズがネック
高出力・大容量のポータブル電源は、その分重量もサイズも大きくなります。
徒歩でキャンプ地まで移動する場合や、荷物を最小限に抑えたい場合には負担となります。持ち運びの手間やスペースを考慮する必要があります。
車で現地へ移動できる方は、大きな問題にならないでしょう。
コストが高い
高性能なポータブル電源は価格が高く、数万円から十万円以上するものもあります。
初めてのキャンプでいきなり高額な機器を購入するのはハードルが高いかもしれません。
使用頻度や予算を考慮して検討する必要があります。
頻度が多くなるのであれば、メリットで上げたような現地快適に過ごせるサービスを受けられる。
そのコストだと捉えれば、1回のキャンプに数千円払ったように捉える事が出来ます。(購入の場合、初期投資でまとめては払う事になりますが・・・。)
特に、体温の調整をする冷暖房機器や天候などのトラブル時の通信、情報収集が保証されるという面では、価値があると考える余地はあります。
事前の準備と管理が必要
ポータブル電源自体の充電を事前に行う必要があります。
充電を忘れてしまうと、ただの重たい荷物になってしまいます。また、長期間使用しない場合でも定期的なメンテナンスやバッテリーの劣化対策が必要です。
ポータブル電源が特におすすめな人
以下のような環境を望む人におすすめです。
- デジタル機器を頻繁に使いたい人:情報収集やゲーム、写真撮影、動画編集など、デジタルデバイスを積極的に使いたい方。
- 快適さを追求する人:暑さ寒さを和らげたり、明るい照明で過ごしたいなど、快適なキャンプ環境を求める方。
- 新しい体験を求める人:映画鑑賞や音楽鑑賞など、キャンプでのエンタメを楽しみたい方。
- 長期間のキャンプをする人:数日間にわたるキャンプや連泊をする場合、電源があると安心です。
貴重な時間を普通のキャンプで終わらせず、最高の時間として過ごせるでしょう。
ポータブル電源の選び方
ソロキャンプに合ったポータブル電源の選び方をまとめると以下のようになります。
必要な容量と出力を見極める
まず、どの程度の電力が必要かを考えます。
スマホやタブレットの充電がメインであれば、小容量のものでも十分です。
しかし、電気毛布やミニ冷蔵庫、調理家電などを使いたい場合は、出力や容量が大きいモデルが必要になります。
各機器の消費電力の目安は以下の記事にまとめました。
自分が各家電やデジタルデバイスを使う時間がある程度予想できていれば、
以下の記事を参考に必要な電力量を計算できます。
具体的な例を挙げますと
消費電力が60Wの電気毛布を10時間使うとすると
60(W) x 10(h) = 600(Wh)
100W以上の出力で 900Wh以上のポータブル電源を持ち歩けば良い事になります。
サイズと重量を確認
持ち運びやすさは非常に重要です。
徒歩で移動するのか、車でアクセスするのかによって、許容できる重量やサイズが変わります。
できるだけ軽量でコンパクトなモデルを選ぶと負担が少なくなります。
蓄電容量が多いポータブル電源ほど重くなる傾向あります。
充電方法をチェック
ポータブル電源自体の充電方法も重要です。
家庭用コンセントでの充電だけでなく、ソーラーパネルや車のシガーソケットからの充電に対応しているモデルもあります。
最近のモデルは、ほとんど装備されていると思いますが購入前にチェックはしておいた方が良いです。
キャンプ中に再充電する必要がある場合は、充電手段を確保できるモデルを選びましょう。
再充電できる手段があれば、低容量で軽量のポータブル電源でもよくなり、荷物の移動が楽になります。
予算とのバランス
高機能・高容量なモデルは価格も高くなります。
自分のキャンプスタイルや使用頻度に合わせて、無理のない範囲で選ぶことが大切です。
ポータブル電源の選び方については、以下の記事にもう少し詳しくまとめています。
ソロキャンプにおすすめのポータブル電源
モバイル端末やPCの充電に使いたい
主にPCやタブレットの充電など短時間の仕様が中心であれば、小容量、出力のポータブル電源で十分です。
Jackery 240 New
Anker Solix C300 Portable Power Station
その他、このクラスのポータブル電源の紹介を以下の記事にまとめています。
調理家電や電気毛布など出力が必要な機器を使う
小出力のs
Yoshino Power B600 SST
Jackery ポータブル電源 600 Plus
中容量のポータブル電源については、こちらでも解説しています。
ポータブル電源を使ったキャンプの楽しみ方
1. デジタルデトックスとデジタル活用のバランス
ポータブル電源を持っていくことで、「デジタルデバイスを使う時間」と「自然を満喫する時間」のバランスを取ることができます。
必要な時だけデバイスを使い、あとは自然の中でリラックスするというスタイルもおすすめです。
2. クリエイティブな活動
カメラやドローンを使って風景を撮影したり、動画を編集したりと、クリエイティブな活動をキャンプ中に行うことも可能です。
自然の中でインスピレーションを得ながら作品を作るのも楽しいでしょう。
3. エンタメを取り入れる
夜はプロジェクターで映画鑑賞をしたり、音楽を聴きながらリラックスするなど、エンタメ要素を取り入れることでキャンプがより充実します。
ただし、音量には注意し、周囲の環境や他のキャンパーへの配慮を忘れないようにしましょう。
レンタルサービスを活用しよう
初めてポータブル電源を使う方や、どのモデルが自分に合っているか分からない方は、レンタルサービスを利用して実際に試してみるのも一つの手です。
短期間の利用であればコストも抑えられ、購入前に使用感を確かめることができます。
まとめ
ポータブル電源があれば、ソロキャンプの可能性が大きく広がります。
デジタルデバイスを活用しながら、快適で充実した時間を過ごすことができます。
しかし、その一方で重量や価格などのデメリットもあります。
自分のキャンプスタイルやニーズに合わせて、最適なポータブル電源を選ぶことが重要です。
自然とデジタルの両方を楽しむ新しいキャンプスタイルを取り入れて、あなたらしいキャンプライフを満喫してください。
きっとこれまで以上に素敵な時間が過ごせるはずです。