外出時や出先の充電トラブルに「100均の充電器を買えばいいかも」と思った経験はありませんか?
しかし、実際には「アンドロイドで充電できない」「スマホが壊れた」という声も見かけます。
この記事では、100均スマホ充電器の実状や安全性、Type‑C対応・急速充電性能まで詳しく解説します。
100均スマホ充電器関連の製品ラインナップ
ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツなどの主要100円ショップでは、スマホ充電器関連の製品を大きく分類すると以下のような製品が販売されています。
スマホを充電するための必要なものが安価で手に入りやすい状況です。
- ACコンセント型アダプタ(USBポート1〜2口)
- USB充電ケーブル(主にType‑C/ライトニング)
- 電池式スマホ充電器(単三電池×2〜4本で出力)
- ワイヤレス充電器(Qi認証)
これらの製品は主に電気製品コーナーに設置されていますが、オンラインストアでも様々な製品がある事が確認できます。
- ダイソー: オンラインストアで見る
- セリア: オンラインストは無し
- キャンドゥ:オンラインストアで見る
- ワッツ: オンラインストアで見る
特にダイソーはACコンセント型アダプタでもベーシック仕様から急速充電アダプタなど高出力モデルまで幅広く揃っています。
逆に選択肢が多いため、自分のスマホに適した製品を購入するためには、あらかじめスマホの仕様を確認しておいた方が良いです。
「急速充電に対応していない製品」や「MFi認証などを受けていない」ような製品もあります。スマホの充電性能を最大限に活かせないミスマッチな製品を購入してしまう恐れがあります。
以下に最新のスマホでも使えるようなオンラインストアの製品をいくつかピックアップしました。近隣の店舗にも置いていないか確認してみてください。全ての店舗に置いているとは限りません。
ACコンセント型
充電ケーブル




乾電池式
スマホ充電器は100均で十分?
100均の充電器はアンドロイドで使える?
「100均の充電器をアンドロイドで使ったら充電できない」「壊れた」などのレビューは珍しくありません。
主な原因は次の3点です。
- 出力不足:GalaxyやPixelなど近年のAndroid端末では自然に“充電中止”や“遅延”が発生する場合があります。
- ケーブル品質や端子精度の問題:端子が甘い・接触不良を起こすと充電が安定しません。
- 急速充電非対応(PD/QC未対応):100均モデルの多くはUSB‑PDやQuick Chargeの通信信号を持たないため、高速充電は行われません。
機種にもよりますが、Google Pixelのヘルプセンターでも30Wを推奨しています。
PDに対応していない製品は充電自体は可能ですが、純正充電器の半分以下のスピードにとどまることもあります。
「急速充電に対応しているか?」「何W対応か?」をチェックしておくと快適な充電器やケーブルを選択できます。
ダイソーType‑C対応500円充電器の実力
ダイソーでは100円以外のラインとして、500円USB‑ACアダプタ(3A出力)やType‑Cケーブル付属モデルを展開。
廉価ながら次の特徴があります。

- 出力:5V 3A(PD非対応)
- 安全性:PSEマーク取得(製品パッケージで要確認)
- 対応端末:Android・iPhone(充電のみ)
実際の急速充電規格には非対応ですが、一般的な充電速度+αを求めるならコスパは良好です。ただし、十分な出力が出せるケーブルとの組み合わせが必要です。
ダイソーPD対応急速充電器の実力は?
投稿時点では、
Type‑C充電ケーブルの品質と選び方
近年はほとんどのAndroid端末がUSB Type‑Cへ移行していますが、100均では旧Micro‑BやType‑Cが混在しています。
購入時は次の点に注意しましょう。
- Type‑C表記を必ず確認(まれに“C対応風”のB端子品あり)
- 長さ1m以上のケーブルは電圧降下が起きやすいため短めが安定
- データ通信可能/充電専用の違いをパッケージで確認
- 「急速充電対応」表記がある製品でも、端末側規格に非対応だと速度は上がりません
セリアではType‑Cケーブルのデザイン性や長さ違いのラインナップが比較的豊富です。
USBコンセント・100均充電器は危険?安全性を見極めるポイント
「usb コンセント 100均 危険」と検索される理由は、安全基準がメーカーによってばらつくためです。
安全に使用するには以下を必ずチェックしましょう。
- PSEマークの有無(これは法的に必須)
- 長時間利用時に発熱や異音がないか
- 破損したケーブル・折れ曲がりは即交換
- 安価な延長タップとの併用は避ける
粗悪なアダプタを使うと、発熱・発煙や端末のバッテリー劣化を招くおそれがあります。
普段使いにはPSEマークつき500円クラス以上が安心です。
電池式スマホ充電器の使い道
100円ショップでは「乾電池式充電器」も販売されています。
主な特性は以下の通りです。
充電速度より“どこでも使える安心感”を重視した製品です。
充電効率は低いが、停電や災害時の緊急用途に最適
エネループなど高容量電池を使えば実用性は多少向上します。
よくある質問(FAQ)
- Q100均充電器を使うとスマホが壊れますか?
- A
PSEマーク付きの正規品なら基本的に問題はありません。ただし、発熱や異臭がある品は即時使用中止を。
- Q急速充電対応かどうかを見分けるには?
- A
パッケージにPD(Power Delivery)またはQC(Quick Charge)の記載があるかを確認してください。
- QGoogle Pixelで100均の充電器は使える?
- A
使えますが低速充電になり製品があります。PD対応アダプタを使う方が断然効率的です。
- Q100均ケーブルでデータ転送はできますか?
- A
「通信対応ケーブル」と明記されていれば可能です。記載がなければ充電専用と考えましょう。
100均スマホ充電器の選び方まとめ
- Type‑C対応であることを確認
- 出力1.5A以上、できればPSEマーク付き
- ケーブル精度と接触感を目視確認
- 頻繁に使う場合は認証品(PD・QC対応)へ切替推奨
100均の製品は一時的な代用品やサブ用途には非常に便利です。
ただし、安全性や急速性を求めるなら、500円以上や純正品を選ぶことが最も確実です。








